然りとて無謀\(^o^)/

日々の推しごとと旅の備忘録!

色々あった台湾ひとり旅 1日目

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撮影:2019年8月上旬(九份)

8月初旬の週末、一足早い夏休みと銘打って台湾へ行ってきました。

台北で毎年開催されているアニメコンベンションイベント「漫畫博覽會」のステージの一環であるアイナナのファンミーティングが最たる目的でしたが、せっかく台湾まで行くのなら台鉄平渓線に乗ってみたい。ついでに滝も見たい。廃墟も見たい。一応、王道な観光地・九份にも行ってみたい。

気ままなひとり旅だっただけに行きたいところ、やりたいこと、食べたいものがありすぎて、これは週末だけじゃ足りないなぁと……恐ろしく立て込んでいたにも関わらず急遽金曜に休みをもらい、2泊3日のプチ旅行を敢行。理解のある職場に感謝です。

漫博のチケットを入手してから航空券を買ったので、すでに格安LCCの便はかなり限られていました。残っているのは早朝か夕方のみ。仕方なく羽田に前泊し、朝5時過ぎ発のタイガーエアで桃園空港に向かいます。

ちなみに宿泊したのはこちら。

ファーストキャビン羽田ターミナル1|ファーストキャビン公式サイト

3時間くらい仮眠を取ってから搭乗するつもりでしたが、空港ではしゃぎすぎたせいで結局シャワー浴びるために利用しただけでした。反省。

 

現地時間の8:30頃台北桃園空港に到着。

機内モードをオフにしたらあいほんの時計が1時間早まったのが面白かったw

空港内で両替してどのサイトにも必ず買えと書いてあった「悠々カード」なるものを購入。2泊3日なのでとりあえず500元くらいチャージすればいいだろうと思って入れたら最後100元くらい余りました。台湾は交通費が安い。


初日はまず十份に。ランタン上げが有名らしく、駅周辺のいたるところでランタンが飛んでいました。

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ぼっち旅のわたしはその辺りのリア充イベントはとりあえずスルーして目的地の十份瀑布へ。

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台湾のナイアガラと言われているそうなのですが、それはちょっと盛りすぎかも。ですが非常に見応えがあって荘厳な滝です。

周辺は遊歩道や鑑賞スポットが整備されているので、色々な角度、距離感で楽しむことができます。

落ち口に近づいたところ。

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遊歩道には小さい滝や、

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エモい鉄橋もちらほら。

手前は平渓線の鉄道橋で、奥は遊歩道のコースになっている人道橋です。

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滝を鑑賞した後は一度瑞芳まで戻り、そこからバスで九份方面へ。

九份で降りてご飯を食べようと思っていたのですが見事に爆睡しまして気づいたら終点に。運転手さんにここは何処か尋ねるも、中国語が微塵もわからず。

寝ボケていて一瞬パニックになったのですが、下車後冷静になってGoogleマップを確認すると、時間が許せば行きたいと思っていた金瓜石エリアだということがわかりました。

しかも、つい数時間前に廃墟系サイトをサーフィンしていて見つけたロープウェイの廃線跡「六坑斜坡索道」が目と鼻の先。

そんなわけで行ってみた。

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草が伸びていてわかりにくいですが、廃線のレールが海に向かって伸びています。この風景、『千と千尋の神隠し』のあの線路っぽいと、一部のファンの間では話題だそう。

写真奥の海がうっすら黄色く色づいているのは、この辺りの鉱山排水が流れ込んでいるためです。このあと、そんな鉱山排水で黄金に染まった滝を見に行きます。

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こちらがその黄金瀑布。

十份瀑布を見た後だからでしょうか、若干の物足りなさは否めませんが、バス停が目の前というアクセスの良さは魅力です。

ここへはグーグル先生の言う通りに歩いてきたのですが、こんな道とか

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こんな道とか歩かされてまじアドベンチャーでした。
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次に向かったのがこの日の最終目的地、十三層遺址。これはかつて水湳洞の駅があった駐車場から撮った写真ですが、天空の城と称される所以がわかった気がします。

リアルラピュタじゃないか!!!

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日本統治時代の鉱山施設の廃墟で、毒ガスが沸いているらしく立ち入ることはできません。手が届きそうで届かない廃墟。なんとも魅惑的。

この廃墟の存在を知ったのはもう4〜5年前のことで、ある廃墟ブロガーさんの紹介記事がきっかけでした。俯瞰で撮った写真が印象的で忘れられず、以来わたしの中では台湾=十三層遺址のイメージなのですが、あの写真はドローンか何かで撮っていたのだろうか。

実はこのあともっと近くで見たくなってこの山を登ってみたのですが、飲み水が尽きて死ぬかと思った挙句たいして収穫もなかったので割愛します。この辺り、コンビニはおろか自販機も水道も何もないので食料飲料は街で確保しましょう。

最後にお約束の九份へ。

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多分どのバスに乗っても大概九份へは辿り着けます。喉がカラカラで、とりあえず近くにあったタピオカ屋さんに駆け込んだんですが、とてもじゃないけど甘ったるいミルクティーを飲む気になれず普通のお茶を買いました。気さくな店員さんが「ウチのドリンクはインスタグラマブルよ!」って言ってきたのでそれっぽく写真を撮ってみる。正方形にトリミングすればインスタ映え()なんだと思ってるんですが違うんですか?

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結局滞在中、本場のタピオカミルクティーを頂くことはありませんでしたがタピオカは買ってきたので気が向いたらミルクティーにぶち込んでみようと思います。

お腹も空いていたので軽く食べ歩いて、人が増える前に早々に退散。人混み嫌いにはハードルが高い街でした。

 

さて、この後台北に戻ったわたしは市内のファミマで無事にトークショーのチケットを発券し、ついでに漫博の入場券も購入して意気揚々とホテルに向かいます。チェックインを済ませ、シャワーを浴びて、少し落ち着いたら夜市に繰り出そうと思っていたその矢先……斉藤壮馬さんが体調不良でイベントを欠席する旨のお知らせが発表され、1日目の夜は更けていきました(完)。

 

正直、帰りの機内でこの草案を書いていたときは「きっとこの記事も下書きのまま一生終えるんだろうなぁ」とぼんやり考えていたのですが、せっかく写真もたくさん撮ったので記録として残しておこうと思います。

そんなわけで、台湾の備忘録はもう少し続きます! テキストは機内であらかた書いたのですが写真を差し込むのが地味にめんどくさいので何年先になるかわかりませんが、そのうちしれっと記事が追加されるはず。

今年はもう遠出はできそうにないけど、9月は大阪と京都、12月にも絶対大阪に行けると信じて明日からまた一生懸命働きます。

谢谢你的阅读〜〜!